アプリ開発

1年間を通しアプリのダウンロード数が1番伸びるシーズンとは?

こんにちは。アプリ個人開発者の Saaay です。

今回は、自分の5年間のアプリ開発経験をもとに、1年間で1番アプリがダウンロードされる時期について、少し考えてみたいと思います。

なお、開発アプリの DL 数の詳細については、以下のエントリをご覧ください。

自分のAndroidアプリが今までどれだけDLされたのかを公開!

開発アプリにおける例年の傾向とは

自分が開発するアプリの月別の DL 数をグラフにすると、以下のようになります。対象は 2014 年から 2018 年までです。

月別 DL 数 (2014-2018)

 

全体として、3月と8月が突出していることが分かります。次に月別の DL 数の比率をグラフにしてみます。

月別 DL 数比率 (2014-2018)

 

3月と8月についで2月や4月、あるいは7月あたりの DL 数の割合が高くなっているように思います。おおよそ春休みと夏休み、およびその前後期間の DL 数が高くなると言えるのかもしれません。ただし、新作アプリ公開のタイミングや、バズったタイミングなど、シーズン以外の要因もノイズとして効いているはずなので、あくまで印象となります。

DL 数は休暇に影響を受けるのか

仮に休暇のタイミングで DL 数が伸びるのであれば、よりミクロな視点に立てば、土日の DL 数は平日の DL 数より高い傾向にあると考えられます。以下のグラフは、2017 年の2月と 2018 年の同月の DL 数推移を比較したものです。

2月の DL 数比較 (2017-2018)

 

2つのポイントが突出しては下がり、また突出しては下がるを繰り返していることが分かります。この各ポイントが土曜日と日曜日に対応します。なお、1年を通じてこの傾向は見られますが、先の長期休暇のタイミングでは、その規則性は崩れると言えます。以下のグラフは同年の4月のものです。

4月の DL 数比較 (2017-2018)

 

小・中学や高校、大学の始業式は、大体4月5日〜4月9日頃に行われることが多く、それに伴い、始業式前後期間では異なる動きをしているのが分かります。また、休暇後には再び規則性を取り戻すことになります。

この傾向は一般化できるのか

大まかな傾向として一般化ができなくもなさそうですが、少なくとも自分のアプリの多くは日本向けであり、それゆえ、日本の年行事に影響を受けていると考えられます。また、そのユーザーの多くは 10 代を中心とする学生層なので、とりわけ学校行事にも影響されているはずです。ただし、土日が休日な国は比較的多いので、ビジネスアプリなどを除けば、土日に伸びる傾向は一般化できるのかもしれません。

やや古いですが、プロモーションをうつのも基本的に土日が多いという記事もありました。

アプリのプロモーションは週末が効果的!売上もダウンロードも伸びる傾向

3月や8月にアプリを公開するべきか

自分の開発するアプリは、確かに3月や8月で DL 数が高くなる傾向があるように思います。ただし、ピークのタイミングでアプリを公開しても、すぐにダウンロードがされにくくなってしまうので、自分の場合は、3月を狙うなら2月半ば頃に、8月を狙うなら7月半ば頃に公開することが多いように思います。以下に、以前のエントリで取り上げたアプリ別の DL 数ランキングのうち、Top5 を再掲します。

  1. 『付き合える度診断』80万DL以上(公開日:2013/10/3)
  2. 『精神年齢診断』70万DL以上(公開日:2014/07/11
  3. 『イメージカラー診断』50万DL以上(公開日:2015/02/05
  4. 『動物キャラ診断』40万DL以上(公開日:2016/02/26
  5. 『天然度診断』40万DL以上(公開日:2014/02/20

やはり、2月や7月に公開したものが多く見受けられます。なお、1位のアプリは自分が初めて作ったアプリで、そういった戦略的な考えもなく公開しました。

土日にアプリを公開するべきか

新作アプリを公開するなら、DL 数が伸びそうな土日に公開したほうが良さそうに思いますが、自分の場合は、あえて平日に公開する場合が多いです。というのも、土日にかけて少しずつ DL 数の推移に上昇傾向をもたせたいからです。例えば、新作を水曜日に公開したとして、その日の日計は 50DL、次の木曜日に日計は 70DL、次の金曜日は 100DLのように、右肩上がりの傾向を作り出します。そうすることで、土日のタイミングでストアの「急上昇」の項目に入ることを目指す戦略です。

最後に言いたいことはなにか

DL 数は年行事をはじめとする世の中の動向に多少なりとも影響を受けているように思いますが、アプリの種類やユーザー層に応じ、その時期や程度には大きな差があるかもしれません。それゆえ、これらのデータを参考にする際は、あくまで「個人開発者の1サンプル」程度にお考えいただければ幸いです。

(特殊な DL 傾向があるなどの情報があれば、Twitterで教えていただけたら嬉しいです!)

以上、お読みいただきありがとうございました。

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